家族との距離間、どう考えますか?「母子一体感」と「離別感」
こんにちは!
みなさんは、朝の連続ドラマ「エール」、見ていますか?
今日は主人公である音楽家古山裕一さんの娘、はなちゃんがロカビリー歌手の彼氏を親に会わせる一幕。
彼氏は、まだ売れていないロカビリー歌手だけど、女の子にモテモテ。
祐一さんはもちろん、最初は応援していた奥さんの音さんも、心配のあまり猛反対・・・
音楽での収入もなく、これまでさんざん女の子と付き合ってきた彼氏をどうしても受け入れられません。
けれども、ロカビリー歌手の彼氏がハナちゃんに作った愛の歌を聴き、彼の思いが本気であることを悟ります。
そして、親になって、いつの間にか、子どもの幸せや安心ばかり考えて、子どもを「信じる」ことを忘れていた・・・と気づきます。
「最近、家族の相談が多いんですよ」と聞きました。
子どものことを親御さんが心配して、相談に来るのです。
子どもといっても、すでに大人になっています。
コロナ禍の影響があるのかもしれませんが、子どもの仕事や生活の自立がうまくいっていなければ、親としては心配なことでしょう。
けれども、その親御さん自身も、楽しみもなく、元気がないというのです。
親御さん自身が、自分らしく生きることが出来ずにいるのかもしれないと感じました。
子どもの人生と自分の人生を、重ね合わせてしまい、一緒に不安になってしまったのでは・・・と。
「母子一体感」と「離別感」という言葉があります。
「母子一体感」とは、お互いが依存しあう構図です。
「離別感」とは、「別々の人格」であるという認識があるということです。
よく「子離れ」といいますが、そう考えると、親が子どもの人格を認め、信じることが出来るようになることなのでしょうね。
親御さんが「自分の人生を生きる」喜びや大切さに気づかれると、子どもさんへの心配の仕方も変わるのかもしれないなぁと思いました。
裕一さんも、突如現れた可愛い娘の彼氏に、動揺し、我を忘れて「母子一体感」になっちゃったのかな?笑
大切な家族との距離感。
何があっても、家族を信じられる自分になろう。